自分の花を咲かせましょ。

人が元々持っている力に氣づき、自分らしく表現したり夢を実現するサポートを天命とする表現アートセラピーファシリテーターSatoが、自身の氣づきをシェアすることで、読んだ人の心や魂が軽やかになったり、自分との上手な付き合い方を会得するきっかけとなることを願うブログです。

今を生きよう。

過去のキオク。辛かったキオクも楽しかったキオクも自分にとって事実だったかどうかはわからない。人間は過去のキオクを、そのトキの自分に都合のいいように解釈して、そうすることで、そのトキの自分が生きやすいように、整合性をとりながら生きているものだから。
良い悪いなく、そんな仕組みが働いているから、疑わしい事実に囚われて、自分を憐れみ、人のせいにしたり、現実を見ないで妄想の世界で生きることはよそう。
今を生きよう。だって自分がいるところは、今だもんね。
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今日は2007年2月から2011年1月末まで勤務した会社に、今の仕事でお世話になったお礼の挨拶で行ってきました。当時のオフィスは建物自体が取り壊されたので、初めて訪れる元職場。本棚や本棚に入っていたもの、ソファー、椅子、テーブルは前とかわらないままでした。ほとんどの備品は当時私が選定し、メンテナンスもしていたので、懐かしさ全開。植物と思わず握手しました。
仲の良かった後輩や仲間と近況の報告をしました。髪型や体型といった見た目は変わったけど雰囲気は変わっていない仲間もいれば、見た目は変わっていないけど、雰囲気が変わった仲間もいました。当時のことが思い出され、懐かしさを凄く感じました。今、目の前で昔と同じように話しているのに、同じ世界にいるようでいて、全く別の世界にいるように感じた自分がいました。
私にとって元職場は過去だけど、仲間にとっては今(現在)。それぞれの今を生きている。
2011年1月に退職したあと、対人支援の仕事をしていた2年2カ月を経て、以前の中国関係の仕事に戻った私。そこだけを捉えて後戻りしたのではないかと自分を許せない自分がいたけれど、私はもう、別のところで、しっかり前を向いて今を歩いているんだと確信し、あの時決断して良かったという自信が静かに湧きあがっている自分に気づきました。
そして、たぶんそう思えたのは、今の自分が心からやりたいこと、好きなことをどんどんやっているからなんだと思う。